![]() □□□Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~ vol.18□□□ このたびはご購読いただきまして誠にありがとうございます。 このメールマガジンでは、動物や静物、人物などをモチーフに鉛筆で描かれた絵と その描いてゆく過程のはじめから終わりまでを、絵と文章でご紹介してまいります。 はじめにホームページからのお知らせになります。 ■ギャラリーページ・読み物ページ更新いたしました。 GYALERY⇒ http://p-crescent.com/gallery/pencil/01.html 鉛筆画の描き方読み物⇒ http://p-crescent.com/column/index.html どうぞクリックしてご覧いただければと思います。 -------------------------------------------------------- 今回お届けする鉛筆画は「耳の描き方」になります。 モチーフには女性の写真を参考にしました。 描画には鉛筆(2Hと4B)、練り消しゴムを、 紙には葉書サイズ(14.8×10cm)のケント紙を使用しました。 鉛筆画を掲載しているURLは文末に記載しております。 こちらも合わせてご覧いただければと思います。 -------------------------------------------------------- vol.18 「鼻の描き方」 目、耳に続く顔の部分の描き方、耳になります。 モチーフは女性の顔の写真を参考にしました。 耳の場合も、まずは輪郭線を用いて、鼻の形を出します。 このとき使用する鉛筆は、あとあと色を塗ってゆくときに、 その色に混ざるなどして、目立たなくなるよう、 薄い色の鉛筆をやわらかく使います。 ここでは、2Hの鉛筆を使いました。 形を出すポイントとなる部分は、 鼻筋、鼻の頭の丸み、鼻の穴の形、 口へと続く部分、目元に続く部分、小鼻の形、などになります。 他に、細い、丸いなどその人物が持つ、固有の鼻の雰囲気、 光のあたっている部分や、それにより落ちている影の形、 光の当たっていない、陰の形なども、 鼻を鉛筆で描き進めてゆく上で注意を向けます。 目元から鼻の頭へと続く鼻筋のライン、ここは顔の角度にもよりますが、 横向きや斜めの向きの顔の場合には、 輪郭線で表すことができます。 この絵では、やや右向きの顔写真を参考にしましたので、 この鼻筋を輪郭線で描く事ができました。 また、鼻筋の上のほう、目元の近くの部分には、骨があります。 このほかの鼻の部分は、軟骨でできているので、ここよりも柔らかくなっています。 そのような質の違いも意識しながら、輪郭線を引くことで、 より鼻らしさに近づけるかと思います。 鼻は、顔の中央にあり、形も左右ほぼ均等となっています。 たとえ顔の向きが右か左どちらかに向いていても、 鼻筋を描くときには、左右の目元やその下の頬から 線を寄せて、鼻筋の部分を盛り上げるように、鼻の高さの方向へ ひっぱるようにしながら、そのラインを定めてゆくことで、 鼻の高さを意識しながら、同時に鼻筋の形も表す 輪郭線をひいてゆくことができるように感じています。 鼻の形を線のみで表したあとは、 鉛筆による色塗りになります。 ここでは、輪郭線を描くのに使用した2Hの鉛筆を、 まずはそのまま色塗りにも使用しました。 鼻は、顔の中では一番手前に出っ張っている部分です。 顔に角度があるときは、その角度の方向へと、前にでています。 そのことをふまえながら、色塗りを進める際にも、 そのでっぱりの方へ向かう線の方向を多くしてゆきます。 鼻は、目元や頬、口の肌ともつながっているので、 そのつながりを意識しながら、鼻だけが別物とならないよう、 グラデーションをつけながら、鼻の方に寄せるようにして、色を塗ります。 (グラデーションは、目元の陰の暗い色や頬の色、鼻筋の側面のやや暗い色、 小鼻の側面のやや暗い色、鼻から口元へ向かう部分のやや明るい色、 これらの色の色のつながりからできています。) これらの色の変化を紙の上に表してゆくことで、 色の明暗により、鼻の凹凸(おうとつ)が現れます。 しかし、これだけでは、鼻の表情にかけるところがあります。 次に、細かな鼻の表情の色塗りを進めてゆきます。 鼻の中では、小鼻から鼻の穴への形や色の変化、 鼻の頭から口元へとつづく形や色の変化が、やや複雑になっています。 小鼻から鼻の穴へと向かう部分では、鼻の穴がただの黒っぽい暗い色ではなく、 鼻の内部へと続くトンネルのようなものだと意識しながら、 この暗い色を鼻の奥へと続く方向に線を重ねていろ塗りをします。 また、ここでもグラデーションの色の変化を見ながら、 鼻の穴の中だけを暗い色にするのではなく、 小鼻や鼻の頭へと続く色の変化を見ながら、 色をつなげるようにして色塗ることで、 自然な色や形の変化となります。 鼻の頭から口元へと続く部分も同様に、 グラデーションによる色の違いにより形を出します。 ここにも細かな形の変化がありますが、 細かい部分は、鉛筆の芯の先で、紙の表面は平らですが、 実際にその凹凸をなぞるような感覚で形を確かめるように、 または、平らな紙の表面を、押したり引っ張ったりしながら、 凹凸をつけるような意識で色をつけることで、 細かな形の変化を見つけることができたり、 それによって、その変化を色によって表すことができたりします。 鼻全体と各部の色塗りがほぼ終わったところで、 今度は、5Hの鉛筆を使い、今いろ塗りをしたところが 更に自然な色合いになるように、 各色をつなげるようにして色塗りをします。 これは、色塗りを下部分にあまりタッチが見えすぎると、 肌の質感ぽく見えないからというのがあります。 5Hの薄い色の鉛筆で、滑らかな色合いにしてゆきます。 また、そのとき、同時に全体の色のバランスも見てゆきます。 暗い色には4Bの鉛筆で点を置くようにして、更に暗い色をおき、 明るい部分は、練り消しゴムで一度色をとり、また色を薄く塗り重ね、 ぼやかしたいところは、その部分全体に薄い色を重ね、 色の差を少なくするなどしました。 このようにして、絵全体の微調整をし、鼻の絵はほぼ完成しました。 画像はこちらのページに掲載しております。 ⇒ http://p-crescent.com/column/drawing/nose.html ぜひクリックしてご覧いただければと思います。 ここまでお読みいただきまして、誠にありがとうございました。 次回も鉛筆画とその制作プロセスを絵と文章とともにお送りしてまいります。 尚、メールマガジンバックナンバーはこちらに掲載しています。 ⇒ http://pencilart.exblog.jp/ 今後ともクレッセントの鉛筆画をどうぞよろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クレッセントでは、お部屋のインテリアや名刺や手紙の挿絵、手軽な贈り物にご 利用いただける鉛筆画をお送りいただいた画像やお写真から制作いたします。 作品はすべて手描きとなっており、細密描写による写実的な画風になります。 HPには鉛筆画のサンプルや描き方・制作工程の読み物なども掲載中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □鉛筆画専門店クレッセント http://p-crescent.com/ info@p-crescent.com □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------------------- Copyright (c) 2007 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 まぐまぐ!より登録・解除することができます http://www.mag2.com/ ![]() ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このたびはご購読いただきましてありがとうございます。 今回もクレッセントの鉛筆画を一つ、制作工程と描き方と共にお送りいたします。 描画に使用した画材は鉛筆(5H・2H・H・4B)、紙には葉書サイズ(14.8×10cm) のケント紙を使用しました。 モチーフはロイヤルブルーの色の椅子の写真になります。 この作品の画像はモチーフ別鉛筆画の描き方に掲載しています。 ⇒ http://p-crescent.com/column/drawing/royalbluechair.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ vol.17 「ロイヤルブルーの椅子」 使用画材:鉛筆(5H,2H,H,4B)と練り消しゴム 支持体:葉書サイズケント紙 モチーフはロイヤルブルーの色の椅子になります。座る面と背もたれはこの色の布で覆 われた椅子になります。足の部分は木製で、ややこげ茶色に近い木の色をしています。 制作工程1・形を出す はじめには紙の上に形を出す作業になります。 形を出すときには、紙に鉛筆のあとが残りにくく、消しゴムで消したときも綺麗に消せ る色の鉛筆を使用しています。 この絵では、2Hの鉛筆を使用しました。筆圧はあまり強くせず、紙に色がつくくらいの 強さで形を描き出してゆきます。 葉書サイズの白い紙に、どのくらいの大きさで描きたいもの(この場合は椅子)を描き 出すか、椅子の全体の形を輪郭線で取りながら、調節してゆきます。 この絵では椅子は紙の中央に描き出します。右や左など端により過ぎず、上下の余白は 安定感も出るため、上のほうを下よりも若干ですが広く取りました。 椅子など平行や水平の形が組み合わされてできているものを描く場合には、この平行や 水平ということも形を出す際にしっかり描き出します。一度輪郭でおおまかに取ったあ と、並んでいる椅子の脚をつないだ補助線や、椅子の座る面(四角形)の向かい合う辺 を延ばした線が、それぞれ奥に向かうほど収束するようになど、椅子の形を微調整して ゆきます。 こまかな作業ですが、こうすることで、画面に描かれた形は椅子らしくなり、あとは色 塗りをするだけで、絵を完成へと進めることができるようになります。 椅子の形を紙の上に思う大きさや位置、輪郭線で描き出すことができましたら、次は色 塗りの作業に進みます。 制作工程2・色を塗る この椅子のモチーフは背もたれ、座る面が布製のロイヤルブルー、椅子の脚は木製でや やこげ茶色に近い色をしています。どちらもやや暗い色ですが、色の再度と質感は異な ります。この違う点を出すために、それぞれの色を塗るときには、まったく同じ濃さ・ 硬さの鉛筆を使わないようにし、色を塗るときにも筆圧や塗り重ねる順番、塗る方向を 変えたりして、同じ色の塗り方をしないようにし、二つの色の違いを表してゆきます。 はじめはロイヤルブルーの色を塗り始めます。形を出したときに使用した2Hの鉛筆でこ の色全体を塗ってゆきます。影の部分は黒に近く、光が当たって明るくなっている部分 もあります。この明暗の違いを2Hの鉛筆で出してゆきます。すると、椅子に立体感がで てくるようになります。 この作業によって塗られた明暗の変化を保ちながら、暗い部分は4Bの鉛筆を使い、明る い部分はこのまま2Hの鉛筆で色を調節してゆきます。また、この色の部分は布製で、椅 子の脚の木の部分よりもやわらかそうな質感をしています。この質感の違いを出すため に、色塗りのタッチはあまり強くせず、また白い紙の色がのこらないように、細く尖ら せた2Hの鉛筆で丁寧に色を塗り重ねます。 しかし、ただ色を塗り重ねてゆくだけでは、色の彩度が落ちてしまうことがあります。 一度塗った色の上に色を塗り重ねるときには、そのたびに芯を削って尖らせるなどし、 前に塗った色が下地となって、より鮮明な色が紙の上に残ってゆくようにしてゆきました。 ロイヤルブルーの布の部分の次は、椅子の脚の木の部分の色塗りをします。この色も布 の部分と似ている暗さの色となりますが、違いを出すために、こちらはHの鉛筆を主に使 って色塗りを進めてゆきます。 脚の部分の明暗をこのHの鉛筆でだしてゆきます。ここは木製なので、布の部分よりも硬 い質感になります。これを表すために、こちらは若干ですが白い紙の部分が残るように 色を塗ってゆきます。こうすることで遠めにはわかりにくいですが、塗った部分と白く 残ったところでコントラストがつくため、この部分は異なる色が混ぜ合わさってできる 色になります。このようにして、布の分とは塗り方に変化をつけてゆきました。 また、椅子の脚のより暗い部分もHの鉛筆を筆圧を強くして出してゆきました。また、床 におちている影の色は5Hの鉛筆を用いて、薄い色の塗り重ねで出してゆきました。 布の部分、椅子の脚の部分二つの色が塗られたところで、仕上げに布の部分は4Bの鉛筆 と5Hの鉛筆を使い、色のむらをなくしてゆきました。椅子の脚は硬さを出すために芯を 細く尖らせた5Hの鉛筆でやや刻むようにして色をつけてゆきました。 このようにして、ロイヤルブルーの椅子の絵は完成いたしました。 画像はこちらのページに掲載しております。 ⇒ http://p-crescent.com/column/drawing/royalbluechair.html どうぞクリックしてご覧いただければと思います。 ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、クレッセントの鉛筆画とその描き方のご紹介をお届け してまいります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クレッセントでは、お部屋のインテリアや名刺や手紙の挿絵、手軽な贈り物にご 利用いただける鉛筆画をお送りいただいた画像やお写真から制作いたします。 作品はすべて手描きとなっており、細密描写による写実的な画風になります。 HPには鉛筆画のサンプルや描き方・制作工程の読み物なども掲載中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □鉛筆画専門店クレッセント http://p-crescent.com/ info@p-crescent.com □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2007 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 まぐまぐ!より登録・解除することができます http://www.mag2.com/ ![]() ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このたびはご購読いただきましてありがとうございます。 今回もクレッセントの鉛筆画を一つ、制作工程と描き方と共にお送りいいたします。 画材は鉛筆(5H・H・2B)と練り消しゴム、紙には葉書サイズ(14.8×10cm)のケ ント紙を使用しました。 モチーフはアイボリー色のマグカップの写真になります。 この作品の画像はGALLERYページの鉛筆画に掲載しています。 ⇒ http://p-crescent.com/gallery/pencil/cupivory.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ vol.16「アイボリーのマグカップ」 使用画材:鉛筆(5H、H、2B)と練り消しゴム 支持体:葉書サイズケント紙 モチーフは陶製のマグカップになります。台の上に載っています。 使用した鉛筆は5H、H、2Bになります。 5Hのは形を出すときと色塗りに、HとHBは、カップの端など色の濃いところに使用 しました。 練り消しゴムも描画に使用しています。 制作工程1:形を出す はじめに5Hの鉛筆を用いてマグカップの形を出します。アイボリー(象牙色)は白よ りやや黄色、灰色っぽい色をした明るい色です。この色をくずさないように、5Hの鉛 筆で薄く形を出してゆきます。 カップの胴体は左右対称、右側に持ち手がついており、やや下から見上げた位置におか れています。 左右対称のカップの胴体部分の形を出してから、持ち手を付け加えます。 修正して残った線は、ちゃんと消しゴムで消し、輪郭線によって描かれたマグカップの 形だけが、白い紙に残るようにしたところで、形を出すことは終了になります。 制作工程2:色塗り 次に色塗りです。 このまま5Hの鉛筆の薄い色を使って色塗りを進めます。 カップ全体の色はアイボリーなのですが、そのアイボリーの色を出そうと、薄い色でカ ップ全体を均一に塗ってしまうと、グレーっぽいいかにも色がつけられたような色にな り、アイボリーのような明るい色ではなくなってしまいます。 陶器の質感はつるつるとした表面ですが、光が反射していたり、陰や映り込みなど、そ の表面ではいろんな現象を見ることができます。 このようなことから、色塗りは、カップの表面を見ながら、見えた色をそのままのせて ゆくように進めてゆきました。 また、カップの表面は、その角度ごとに色の境目が見られます。この大きな色のまとま りに気をつけることで、カップの色にめりはりがつき、カップの質感、立体をあらわす ことにもつながるように思います。 色を塗り重ねてゆくだけでは、色が濃くなりすぎてしまい、アイボリーの明るい色をわ すれてしまうことがあります。時折練り消しゴムを使って、紙の白い色を抜き出しなが ら、再度その色に今度はタッチを変えたり、線に強弱をつけることで、色の幅を出すこ とができ、明るいアイボリーの色をあらわすこともできます。 カップの端のところ、形の際(きわ)の部分には、すこし濃い目の色をつけることで、 絵全体のアクセントにもなります。また、カップ表面に見られる色の境目の際、このあ たりにも色を重ねることで、カップ全体の表情がはっきりとしてきます。 こうして、均一ではない薄い色の塗り重ね、練り消しゴムでの明るい色塗り、細部(際 など)の塗り重ねにより、マグカップの絵は完成いたしました。 画像はこちらのページに掲載しております。 ⇒ http://p-crescent.com/gallery/pencil/cupivory.html どうぞクリックしてご覧いただければと思います。 ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、クレッセントの鉛筆画とその描き方のご紹介をお届け してまいります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クレッセントでは、お部屋のインテリアや名刺や手紙の挿絵、手軽な贈り物にご 利用いただける鉛筆画をお送りいただいた画像やお写真から制作いたします。 作品はすべて手描きとなっており、細密描写による写実的な画風になります。 HPには鉛筆画のサンプルや描き方・制作工程の読み物なども掲載中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □鉛筆画専門店クレッセント http://p-crescent.com/ info@p-crescent.com □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2007 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 まぐまぐ!より登録・解除することができます http://www.mag2.com/ ![]() ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このたびはご購読いただきましてありがとうございます。 はじめにホームページからのお知らせになります。 ■先日まぐまぐ!のおすすめメルマガでご紹介いただきました。 ⇒ http://www.mag2.com/wmag/ent/070306/ メールマガジン「Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~」では毎回 違ったモチーフで制作された鉛筆画や色鉛筆画の制作工程を絵と文章でお届けし ています。 既にご購読いただいているみなさまも、新しくお読みくださっているみなさまも、 今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。 鉛筆画専門店クレッセントホームページでも、鉛筆画の描き方読み物や、鉛筆画 のオーダーメイドなどをお取り扱っています。 ◎描き方はこちらをご覧ください。 読み物ページ⇒ http://p-crescent.com/column/ 書籍のページ⇒ http://p-crescent.com/book/ ◎鉛筆画のオーダーメイドメニューはこちらからどうぞ。 ⇒ http://p-crescent.com/ordermade/ ◎鉛筆画などの作品のカタログはこちらになります。 ⇒ http://p-crescent.com/catalog/01.html ■オーダーメイドに新しく「塗り絵」メニューが加わりました。 ⇒ http://p-crescent.com/ordermade/coloringpaper.html オーダーメイド「塗り絵」では、お送りいただいた画像や写真を元に、塗り絵の 下描きを制作します。 人物や動物、風景などお好きなモチーフ(絵の対象となるもの)をお送りください。 ■鉛筆画「お写真モチーフ」でのご注文が可能になりました ⇒ http://p-crescent.com/order/photomotif.html これまでは、鉛筆画制作の際にお送りいただくのは画像のみのお取り扱いでしたが、 お写真でのモチーフでのご注文の受付も開始いたしました。 お写真は、鉛筆画ご依頼後、郵送していただく形となります。ご注文はメールにて 承っております。ぜひご利用ください。 今回もクレッセントの鉛筆画を一つ、制作工程と描き方と共にお送りいいたします。 画材は鉛筆(F・H・5H)と練り消しゴム、紙には葉書サイズ(14.8×10cm)のケ ント紙を使用しました。 モチーフはだいぶ昔の雑誌に掲載されていた、銅製の花器の写真になります。 この作品の画像はGALLERYページの鉛筆画に掲載しています。 ⇒ http://p-crescent.com/gallery/pencil/douseinokaki.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ vol.15「銅製の花器」 使用画材:鉛筆(F・H・5H)と練り消しゴム 支持体:葉書サイズのケント紙 制作工程1:形を出す はじめに薄めの鉛筆で形を出します。今回使用した鉛筆は、どれも薄い鉛筆です が、形を出すときにはFの鉛筆を使用しました。 この花器の形の特徴は、左右対称と、花器の上部と底の部分に装飾的な凸凹があ ることなどです。 まずは、左右対称の器の形を出してしまいます。 鉛筆で左右それぞれの形を出しながら、器の形を左右対称に描きだしてゆきます。 左右対称の形を出す方法ですが、正中線をひき、その線を中心とした左右の形を 同じ形にする、鏡に映して形を確かめる、紙を逆さにして形を確かめる、などが あります。 器の上部と底の装飾部分は、この左右対称の形を描いてから、描きだします。見 えるところは輪郭線で、明暗がはっきりせず、見えにくいところは、色塗りを進 めながら描きだすことにします。 見えるところは細かく見ながら、形を出しておくと、あとはその形の中を丁寧に 塗り進めることで、絵を完成させることができます。 制作工程2:色塗り 次に色塗りです。このままFの鉛筆で色塗りを始めます。 このモチーフは、全体が銅製で、同じ色味をしています。なので、この色味と色 の明暗を鉛筆で塗り進めてゆくことになります。 暗いところは、芯を尖らせ、密度を高くしながら、むらなく塗ります。ですが、 一度にあまり平坦に塗りすぎてしまうと、質感がわかりにくくなるので、何度線 の方向を変えながら色を塗り重ね、色と質感と形を同時に表してゆきます。 この花器の前方から光が来ているため、花器の中央部は明るい色をしています。 銅製なので、やや鈍い明るさの色です。一度塗ったところの色を練り消しゴムで とり、再度色を塗り重ねて明るい色と、形を出してゆきます。 器の上部の形の見えにくい装飾部分は、鉛筆で色をつけながら、形を出します。 こうすることで、輪郭線がはっきりしない部分の形を出します。 器の底の部分の装飾部分は、あらかじめ下描きがしてあるので、その形にそって、 明暗の色塗りをします。 金属の色塗りをするときには、できるだけ細かい線を重ねて、その密度で色を出 すことで、金属の硬さや重量を表すことができるようにも感じます。 形のふちなど細かいところも補強をするように、細かい線で色をつけ、形の際 (きわ)も色塗りをします。 このような工程により、鉛筆画はほぼ完成いたしました。 画像はGALLERYページの鉛筆画に掲載しています。 ⇒ http://p-crescent.com/gallery/pencil/douseinokaki.html どうぞクリックしてご覧いただければと思います。 ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、クレッセントの鉛筆画とその描き方のご紹介をお届け してまいります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クレッセントでは、お部屋のインテリアや名刺や手紙の挿絵、手軽な贈り物にご 利用いただける鉛筆画をお送りいただいた画像やお写真から制作いたします。 作品はすべて手描きとなっており、細密描写による写実的な画風になります。 HPには鉛筆画のサンプルや描き方・制作工程の読み物なども掲載中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □鉛筆画専門店クレッセント http://p-crescent.com/ info@p-crescent.com □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2007 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 まぐまぐ!より登録・解除することができます http://www.mag2.com/ ![]() ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このたびはご購読いただきましてどうもありがとうございます。 はじめにホームページからのお知らせになります。 ■読み物ページに「色鉛筆による風景画の描き方」を追加しました。 サイトリニューアル前までに掲載されていた描き方読み物です。 内容を更新して再度掲載いたしました。 鉛筆と色鉛筆を使って制作された葉書サイズ(全面)の風景画の描き方をご紹介 しています。 ⇒ http://p-crescent.com/column/colorpencil.html クレッセントの鉛筆画はこのような工程で制作されています。 オーダーする際のご参考等にもなれば幸いです。 ■GALLERYページに作品を追加しました。 新しく追加された鉛筆画はこちらになります。 ⇒ http://p-crescent.com/gallery/pencil/400-camel-monochrome.html 動物画「らくだ」になります。オーダーメイドの際の画風のサンプルにどうぞ。 GALLERYページは随時追加・更新しております。 どうぞのぞいて見ていただければと思います。 今回もクレッセントの鉛筆画を一つ、制作工程と描き方と共にお送りいいたします。 画材は鉛筆(2H・4B)、紙には葉書サイズ(14.8×10cm)のケント紙を使 用しました。 モチーフはざりがにの写真になります。 この作品の画像は、モチーフ別鉛筆画の描き方ページに掲載しています。 ⇒ http://p-crescent.com/column/drawing/crawfish.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ vol.14 「ざりがにのはさみ」 使用画材・紙:鉛筆(2H・4B)・葉書サイズケント紙 モチーフ:ざりがに(アメリカザリガニ)の写真 1.形を出す 形を2Hの鉛筆を使い輪郭線で出してゆきます。 はさみの傾き、とがり具合による線の変化、硬さによる線の強さなどに気をつけな がら、鉛筆の線で形を出します。 この形を元に色をつけてゆきます。 ざりがにの質感は、丸い模様や、赤や暗い赤の色の変化など、さまざまなものが重 なってできているので、形は、輪郭線のみを出します。 複雑なしつ、模様の部分は、色塗りで表すことにします。 2.色塗り 形を出した後は、色をつけてゆきます。 色は2Hの鉛筆によるグレーのカラーの変化で出します。 グレーのカラーの変化は、鉛筆の強弱や線の重なりで表します。 ざりがには赤い色の変化や表面の質の変化など複雑な質を持っています。 それに、モチーフの写真ではざりがには水の中におり、表面には光沢も見られます。 このような色と質の変化を、色塗りで描き表してゆきます。 はさみの端から強めの筆圧で色つけ始めます。 強い筆圧で出された濃いグレーは、赤い色を表します。 その色から筆圧をだんだん弱くしてグラデーションをつけて、ざりがにのはさみ の表面の丸みと、赤より薄いオレンジ色の色の部分を描き表します。 ざりがにの表面は、色だけではなく、丸い細かい模様もあるので、それを考慮し て、全体を均一には塗らずに塗りむらをつくり、その塗られていない部分を細か い線で装飾するように色をつけて、丸い模様も同時に描き表してゆきます。 光のあたって明るく見えるところは、白く、赤い色も模様も薄く見えます。 そのようなところは、形を出しすぎず、色をおきすぎず、薄めに描いて、濃く色 がおかれているところと変化をつけて、ざりがにのはさみの形を表します。 このような作業を重ねて、ざりがにのはさみの絵はほぼ完成いたしました。 この絵はこちらの読み物「モチーフ別鉛筆画の描き方」に掲載しています。 ⇒ http://p-crescent.com/column/drawing/crawfish.html どうぞクリックしてご覧いただければと思います。 ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、クレッセントの鉛筆画とその描き方のご紹介をお届け してまいります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クレッセントでは、お部屋のインテリアや名刺や手紙の挿絵、手軽な贈り物にご 利用いただける鉛筆画をお送りいただいた画像から制作いたします。作品はす べて手描きとなっており、細密描写による写実的な画風になります。ホームペー ジには鉛筆画のサンプルや描き方・制作工程の読み物なども掲載中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □鉛筆画専門店クレッセント http://p-crescent.com/ info@p-crescent.com □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2007 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 まぐまぐ!より登録・解除することができます ![]() ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このたびはご購読いただきましてどうもありがとうございます。 はじめにホームページからのお知らせになります。 ■各ページの左と上部にメニューを加え、サイトをリニューアルしました。 これによりページの移動と現在の位置が以前よりもわかりやすくなりました。 また、鉛筆画のサンプルページはGALLERYページへ移動し、アトリエ周辺の季節ごと の風景写真ページも追加いたしました。 更新は随時行っております。ぜひのぞいていただければと思います。 トップページ⇒ http://p-crescent.com/ 今回もクレッセントの鉛筆画を一つ、制作工程と描き方と共にお送りいいたします。 画材は鉛筆(2H・5H・4B)、紙には葉書サイズ(14.8×10cm)の画用紙を使 用しました。 モチーフは水色の木製のアンティークの椅子の写真になります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ vol.13 「アンティークの椅子」 この絵はこちらの鉛筆画のギャラリーページに掲載しています。 ⇒ http://p-crescent.com/gallery/pencil/antiquechair.html 椅子などの家具や建物などの無機物は、人の手でづくられたもので、かっちりとし た形をしています。 風景などの変化するものや、人物、動物などはそのものの雰囲気を表すだけでも、 絵にするための色や形を表すことができますが、このような家具のには場合は、雰 囲気ではなく、まずはしっかりと形をとることに気をつけます。 モチーフの椅子の場合には、それぞれ4本の足は平行しており、その上に、座るため の平らな部分があり、背もたれは、背中を支えるようにやや後ろに傾きながら、つ いています。 単純なポイントですが、絵を描くときにはやっぱり意識をしたほうがよいところです。 人物の顔や他の静物でしたら、一筆で輪郭をとってしまえる場合でも、この家具な どの場合には、一度形をとった後にその線の傾き、方向でよいか確かめる作業を何 度か行います。 傾き、方向を確かめながら、形を修正し、次は色を塗るだけという段階までもって ゆきます。 色塗りの場合には、このような無機物の場合にはそれほど複雑なことはありません。 手で触ってもわかるように、表面は一様な質感で、明暗やモチーフの持つ古さなど を、色で表すだけでそのものを表すことができるようになります。 たとえばこれが人の手などの場合には、傾き一つをとっても、そこには筋肉や骨な どさまざまなものが重なってできているので、一様に肌の質感を塗るだけでは、手 に見えるかどうかがわかりません。 絵の中の椅子の表面をよく見ながら、硬めの鉛筆で線を重ねて椅子の質感(木)を つくります。 こうして椅子全体に色塗りが進んだところで、椅子の絵はほぼ完成いたしました。 この絵はこちらの鉛筆画のギャラリーページに掲載しています。 ⇒ http://p-crescent.com/gallery/pencil/antiquechair.html どうぞクリックしてご覧いただければと思います。 ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、クレッセントの鉛筆画とその描き方のご紹介をお届けし てまいります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クレッセントでは、お部屋のインテリアや名刺や手紙の挿絵、手軽な贈り物にご 利用いただける鉛筆画をお送りいただいた画像から制作いたします。作品はす べて手描きとなっており、細密描写による写実的な画風になります。ホームペー ジには鉛筆画のサンプルや描き方・制作工程の読み物なども掲載中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □鉛筆画専門店クレッセント http://p-crescent.com/ info@p-crescent.com □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2007 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 まぐまぐ!より登録・解除することができます ![]() アドレスはこちらに変更いたしました。 ⇒ http://p-crescent.com/ これからもクレッセントをどうぞ宜しくお願い申し上げます。 鉛筆画専門店クレッセント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このたびはご購読いただきましてどうもありがとうございます。 はじめにホームページからのお知らせになります。 ■たびたびのアドレス変更のお知らせとなりますが、新しくドメインを取得し、 HPのアドレスが新しくなりました。 新しいアドレスはこちらになります⇒ http://p-crescent.com/ ブックマーク等の変更をしていただければ幸いです。 3種類のオーダメイド鉛筆画、3種類の鉛筆画の描き方PDF書籍、それとすでに制作された 鉛筆画など、多数の商品ラインナップはクレッセントトップページからご覧いただけま す。各鉛筆画は挿絵やお部屋のインテリアなど日常のアクセントに、描き方PDF書籍は、 実際に鉛筆画を描かれる方におすすめの商品です。是非アクセスしてみてください。 今回のメールマガジンでは「写真をモチーフに鉛筆画を描くときのモチーフの見方」と 題しまして、クレッセントの鉛筆画の描き方読み物をお送りいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■vol.12 「写真をモチーフにして絵を描くときのモチーフの見方」 今回は、写真をモチーフにして鉛筆画を描くときのモチーフの見方としまして、モチー フを見るときの姿勢、どこをどのように見るとよいかなど私の経験、主観を元につづっ てまいります。 絵を描こうとするとき、動物でも人物でも風景でも、この「何を描くか」、という部分 をモチーフと読んでいます。 いったんモチーフが決まりましたら、今度はそれを実際に絵にするための手順へと写っ てまいります。 絵にするといった場合、そして何を描くか決まっている場合には、まずは、その形を真 っ白い紙に描き表すことを鉛筆画にすることの第一歩といたします。 よく、絵を描くときにまずどこから描き始めるのですか?と聞かれることがあります。 それは人物の鼻であったり、頬骨であったり、まず何からという決まりはないものです が、それでも、必ず始めに描き始める所があります。 私は右利きなのですが、そのせいかわかりませんが、形を出すときには、まずはそのモ チーフの主要となる部分、例えば、人物の肩から上を描くときには、顔の、動物全体を 描くときにも顔の、風景を描くときにはその風景の中の最も主役となる部分の「左側」 から描き始めるくせがあるうに感じています。 これは、左利きなら右側から、右利きなら左からと決まっているわけではありません が、どうやら私の場合にはそのほうが描き始めやすい、と感じています。 いったん描き始め出すと、次には、紙の上に自分が希望する大きさにそのモチーフの形 がおさまるように、注意をしながら、次の形を出し始めます。 例えば動物の頭部の左側から描き始めた場合には、そこの位置が定まったら反対側の右 側の形を意識し始めます。でもこのときには、はっきりと輪郭をとるところまではしま せん。 「アタリ」をつけるとよくいますが、ごく薄い色で軽く印をつける感じです。このしる しの形は点の場合もありますし、線のときもあります。 そしてこのアタリをつけ続けながら、顔の次は胴体、腕など他の部分にもモチーフの形 をとる作業を進めてゆきます。 この「アタリ」は必ずしも正しい位置(ここでいう正しいというのは、自分の望む大き さ、位置に形が描き表されることという感じです)に描かれているとは限りません。 形を出し続けてゆくうちに、ずれも生じてきますし、モチーフ全体のアタリが取れてき たところで、自分の望む大きさ、位置ではないと感じることもあります。 そんなときには、はじめのモチーフの主要な部分(顔など)のアタリから徐々に位置を ずらし、それに合わせて胴体や足など各部分のアタリもずらし、徐々に自分の求める位 置、大きさへとモチーフの形を誘導してゆきます。 輪郭線というのは、いきなりはじめから線で引いてしまうと、ほんとうにただの線にな ってしまうことがあり、その線が顔の輪郭や動物の胴体の輪郭線であることを忘れてし まうことがあります。 輪郭線というのは、アタリをとってゆくなかで自然にうまれた線のつながりとしてとら えたほうが、モチーフの自然な雰囲気、動き、質感等をそこなわず、あとにづつく色塗 りの際にも、その色をどのような濃さ、密度で塗るとよいかなどの目印にもなったりい たします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、クレッセントの鉛筆画とその描き方のご紹介をお届け してまいります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クレッセントでは、お部屋のインテリアや名刺や手紙の挿絵、手軽な贈り物にご 利用いただける鉛筆画をお送りいただいた画像から制作いたします。作品はす べて手描きとなっており、細密描写による写実的な画風になります。ホームペー ジには鉛筆画のサンプルや描き方・制作工程の読み物なども掲載中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □鉛筆画のクレッセント(crescent) http://p-crescent.com/ info@p-crescent.com □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2007 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 まぐまぐ!より登録・解除することができます # by pencilart | 2007-02-04 20:49
![]() ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このたびはご購読いただきましてどうもありがとうございます。 はじめにホームページからのお知らせになります。 ■ショッピングカートとご注文フォームを導入しました。 これにより、PDF書籍とカタログ掲載作品はカートでのご注文が、 オーダーメイド鉛筆画は必要事項を記入して送信するだけの簡単なご注文が可能 となりました。 どうぞご利用くださいませ。 ■PDF書籍「how to draw」と「first」の値下げをいたしました。 ダウンロード版\2500 ⇒ \2000 CD-ROM版\3000 ⇒ \2500 ■新しいPDF書籍「touch & color」が取り扱い商品に加わりました。 この書籍では鉛筆による「タッチと色見本画像(写真)」とその「色の出し方」、 「鉛筆の芯の状態」、「筆圧」、何を描くときに使えるかの「用法例」を解説し ています。掲載タッチ&色見本数は全部で50点。 「touch & color」ダウンロード版とCD-ROM版の二種類があります。 ⇒ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/touch&color.html 今回もクレッセントの鉛筆画を一つ、制作工程と描き方と共に お送りいいたします。 画材は鉛筆(2H・5H・2B)、紙には葉書サイズ(14.8×10cm)の画用紙を 使用しました。 モチーフはアゲハチョウの写真になります。 鉛筆画完成図はこちら http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/catalog/agehatyoumonochrome.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ vol.11 アゲハチョウ アゲハチョウ、絵を描くにあたり、はじめてよく見てみましたが 複雑で規則正しい模様をしています。 羽のふちには、波上の黒い模様があり、 金に近い黄色と黒い色が交互に重なり、 アゲハチョウの模様を形づくっています。 細かい模様などある場合には、 描きながら色を塗る、 塗りながら描く、といことが難しいところがあるため、 (色をつけてしまうと、細かいので消しにくいというのがあります) あらかじめ形を線でだしてしまいます。 こうすることで、あとはその中を明暗に注意しながら 色を塗ってゆくことで 模様を描き上げてゆくことができます。 わたしの絵の描き方では、 ハッチングという細かい線の重なりをよく用いて、 色塗りや形を出すことがあります。 このアゲハチョウでも、かたちどった模様の中を ただ塗るだけでは、平面的な色の模様となり、 その模様が羽についているものだというのがわかりにくくなってしまいます。 (模様だけが浮き出たようになってしまいます。) そのため、色を塗った黒いところ、そうではない黄色いところ、 ふたつをつなげるために、ハッチングを用います。 こうすることで、色のグラデーションが作られ 二つの色が無理なくつながります。 線を重ねることで、形も複雑になり、 それにより生まれた形で、 アゲハチョウの羽の色合いも深まります。 模様の黒いところと黄色いところ、 また、羽の立体感、距離感による明暗の差に合わせて 鉛筆でグレーの色を塗り重ね、 ハッチングにより色をつなぎ、 アゲハチョウの絵は完成いたしました。 アゲハチョウの鉛筆画は、こちらのカタログページに掲載しています。 どうぞご覧いただければと思います。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/catalog/agehatyoumonochrome.html ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、クレッセントの鉛筆画とその描き方のご紹介をお届け してまいります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クレッセントでは、お部屋のインテリアや名刺や手紙の挿絵、手軽な贈り物にご 利用いただける鉛筆画をお送りいただいた画像から制作いたします。作品はす べて手描きとなっており、細密描写による写実的な画風になります。ホームペー ジには鉛筆画のサンプルや描き方・制作工程の読み物なども掲載中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □鉛筆画のクレッセント(crescent) http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/ pencilart@excite.co.jp □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2007 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 まぐまぐ!より登録・解除することができます。 # by pencilart | 2007-01-23 01:28
![]() 当サイトに掲載されている記事および写真の無断複写、転載等の利用・使用をお断りします。 Copyright ©2006-2007 Pencil Art All Rights Reserved. ![]() ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このたびはご購読いただきましてどうもありがとうございます。 はじめにカタログ掲載作品の新作のお知らせになります。 ■新作2点UPしました。 「眠り猫」葉書サイズ/色鉛筆動物画 ⇒ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/catalog/sleepingcatcolor.html 「パン」葉書サイズ/色鉛筆静物画 ⇒ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/catalog/pancolor.html どうぞクリックしてご覧くださいませ。 今回のメールマガジンでは、この「眠り猫」の描き方と制作工程をお届けします。 ■鉛筆画の制作工程 -------------------------------------- vol.10 眠り猫 □使用画材と紙:鉛筆(5B,3H,2H),色鉛筆,葉書サイズ(14.8×10cm)の画用紙 □制作工程 いつも描きはじめは鉛筆のあとが残らないように硬くて薄めの芯の鉛筆FやH、2Hな どで描き始めますが、この絵では猫の毛が柔らかいのをはじめから描いて表そうと、5 Bので下描きをはじめました。 一筆で形をとってしまう感じで耳から背、足など線で形を出します。その形がどのよう なものの流れやふくらみなどからできたものなのか見ながら、線だけで形をとります。 濃い色の鉛筆なので、なるべく色が付くか付かないかぐらいの筆圧で使います。 大まかな形が取れたところで次は色塗りです。色塗りには色鉛筆を使います。 鉛筆による下描きがちゃんとできていれば、この色塗りは丁寧に色を塗る進めるだけで 絵の完成へと結びつくと思います。 この絵でややオレンジやピンク色に見える毛の部分は、写真ではこげ茶色をしていまし た。白熱灯のような光が当たっていたため、猫の周りを包む光や空気はどこかオレンジ 色やピンク色など温かい色身をしていたように思います。 そのため、実際にはこげ茶色に見える色も、このような赤やピンク、オレンジの混ざっ た色になりました。 これは、人物や風景などの場合も同じで、色塗りの時には必ずしもそっくりな色になる わけではなく、このようにいろんな色が混ざって一つの色となってしまいます。これも 一つの味であると思いますので、鉛筆画のご注文時には、ご了承くださいませ。 色塗りの工程ですが、白い色は白い紙を残して作りますので、色を塗るのは必然的に濃 い色の部分のほうが多くなってまいります。 オレンジで色塗りをはじめ、ピンクを塗り重ね、色をつなぎ、全体に伸ばしてゆきま す。影(陰)の色など更に濃く暗い色には、赤紫の色鉛筆を使いました。 白い毛の部分には、クリーム色やピンク色で陰影を出してゆきます。あまり色をしっか りつけすぎてしまうと、「白く」なくなってしまいますので、やわらかく色鉛筆を使い ます。 全体に色をつけたところで、2Hと3Hの鉛筆で仕上げの描きこみをします。このとき はしっかり芯の先をとがらせた、細かい線による描写になります。主に暗い色の部分に この描き込みをします。こうすることで、色と色の境目、ものとものの境目を曖昧にす ることなく、形を出すことができます。 このような工程をへて眠り猫の絵は完成しました。 画像はこちらのページに掲載しております。 ⇒ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/catalog/sleepingcatcolor.html どうぞ合わせてご覧いただければと思います。 ここまでお読みいただきましてどうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、お知らせと制作工程の読み物をお届けしてまいります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クレッセントでは、名刺や手紙の挿絵やインテリア、手軽な贈り物にご利用いた だける鉛筆画をお送りいただいた画像から制作いたします。作品はすべて手描き となっており、細密描写による写実的な画風になります。ホームページには鉛筆 画のサンプルや描き方・制作工程の読み物なども掲載中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □鉛筆画のクレッセント(crescent) http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/ pencilart@excite.co.jp □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2007 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 まぐまぐ!より登録・解除することができます。 # by pencilart | 2007-01-13 23:15
![]() ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このたびはご購読いただきましてどうもありがとうございます。 はじめにホームページからのお知らせになります。 ■年末年始にかけて、ホームページデザインがリニューアルされました。 クレッセントでは、名刺や手紙などの挿絵やインテリア、手軽な贈り物にご利用 いただける、鉛筆画の制作を承っています。 ◎クレッセント(crescent) ⇒ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/ なお旧EARTHのホームページのアドレスは今月いっぱいの予定になります。 ブックマークの変更等していただければ幸いです。 新しいホームページにもぜひ引き続きお立ち寄りください。 ■新しい鉛筆画のメニューが加わりました。 名前はmirrer(ミラー)といいます。こちらは、人物や動物、風景など目で見え る色や形ではない部分をモチーフにした、「ものの目に見えない部分」を対象に してえがく鉛筆画になります。 描くまでどんな色が画面に出てくるかわからない不思議な抽象鉛筆画です。 こちらもお送りいただいた画像をモチーフに制作いたします。詳しくは下記ペー ジをご覧ください。 ◎mirrer(ミラー) ⇒ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/mirrer.html ■鉛筆画の制作工程 -------------------------------------- vol.9 ヨークシャーテリア 今回ご紹介するのは、葉書サイズの鉛筆画、ヨークシャーテリアのモノクローム の絵になります。この絵は写真をモチーフに制作しました。 使用画材:鉛筆(2H),(B) この絵では、2Hの鉛筆のみでほぼ形を取ることから仕上げまでを行い、Bの鉛筆 は目など一部のみに使用しました。 また、輪郭線を出して色塗りという工程ではなく、はじめから2Hの鉛筆でヨーク シャーテリアの毛を描き、線を重ねて色を作りながら、そこから出てくる形をテ リアの形にしてゆきました。 2Hの鉛筆のみなので、線を重ねたところは自然と暗い色になり、白く残したいと ころは線を薄く描き、タッチの強弱で色の濃淡を出してゆきます。 2本の前足の奥、胴体や目と目の鼻のくぼみなどは若干暗くし、前後の奥行きを色 の変化で表してゆきます。 目や鼻のアクセントとなる細部の部分は、とがらせた鉛筆を使って、丁寧に形を 出してゆきます。 目の光の部分や鼻など毛に隠れて見えにくいところもありますが、細かい線の重 ね、徐々につめてゆくことで、形が定着してゆきます。 この絵では、細かい線の重ねでほとんどの部分が色塗りと形を出すことの両方が 一緒に進められて、ほぼ完成いたしました。 画像は鉛筆画の制作案内ページのサンプルに掲載しています。 ◎ヨークシャーテリア/モノクローム ⇒ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/sample/terrier-big.html どうぞご覧ください。 ここまでお読みいただきましてどうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、お知らせと制作工程の読み物をお届けしてまいります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クレッセントでは、名刺や手紙の挿絵やインテリア、手軽な贈り物にご利用いた だける鉛筆画をお送りいただいた画像から制作いたします。作品はすべて手描き となっており、細密描写による写実的な画風になります。ホームページには鉛筆 画のサンプルや描き方・制作工程の読み物なども掲載中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □鉛筆画の挿絵,贈り物なら・・・鉛筆画/細密描写のクレッセント(crescent) http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/ pencilart@excite.co.jp □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2006-2007 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 まぐまぐ!より登録・解除することができます。 # by pencilart | 2007-01-06 22:06
Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~ このたびはご購読いただきましてどうもありがとうございます。 ホームページからのお知らせになります。 EARTHのホームページは、本日26日からタイトルを変更し、 新しくなりました。 それにともない、アドレスも移行しております。 ◎アドレスはこちらになります。 ⇒ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/crescent/ ブックマークの変更等していただければ幸いです。 しばらくは現在のアドレスのホームページと新しいアドレスの 二つを並行しての運営となります。 新しいホームページも、 鉛筆画のオーダーメイド制作、カタログ作品販売、メールマガジンなど、 内容は同じになります。 新しいホームページにもぜひ引き続きお立ち寄りください。 ここまでお読みいただきましてどうもありがとうございます。 それでは、皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。 次回は鉛筆画または色鉛筆画の制作工程をお届けいたします。 -------------------------------------- pencilart@excite.co.jp □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2006 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 まぐまぐ!より登録・解除することができます。 ◎Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~のバックナンバー ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000198398/ # by pencilart | 2006-12-26 23:38
![]() □Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~■ このたびはご購読いただきましてどうもありがとうございます。 今回お届けする鉛筆画は、来年の干支、猪のカラー鉛筆画になります。 この絵は年賀状の挿絵にと知人に頼まれたもので、写真をモチーフにして制作しました。 使用した紙のサイズは葉書サイズ(14.8×10cm)、紙質はケント紙になります。 絵の部分の大きさは、およそ5.5cm×7cmになります。 画像はこちらになります。 → http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/catalog/inoshishi-03040906.html この猪の絵はEARTHからのプレゼント鉛筆画になります。 ほかの掲載作品のコピー等転載は不可となりますが、こちらの猪の絵は年賀状用として は遅いかもしれませんが、準備がこれからという方がいらっしゃいましたら、ぜひ挿絵など にご利用いただければと思います。 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* ◎ホームページからのお知らせになります。 オーダーメイド鉛筆画のメニューが新しくなりました。 メニューは3つあり、「鉛筆画」、「風景画」、「大きな風景画」となっております。 鉛筆画のカラーは、鉛筆のみと鉛筆と色鉛筆両方を使用した、それぞれ2種類のカラー があります。 3つのメニューの詳細は、こちらをご覧ください。 「鉛筆画」→ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/menu01.html 「風景画」→ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/menu02.html 「大きな風景画」→ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/menu03.html ◎鉛筆画プレゼントもひきつづき実施しております。 プレゼント応募詳細→ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/ 詳しくは、上記のEARTHトップページをご覧くださいませ。 みなさまのご応募お待ちしております! ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* vol.8 猪(いのしし) この絵も絵の描き出しは、鉛筆ではじめます。 まずは猪のからだ全体の輪郭をとってしまいます。 鼻の頭や背中、足先など、それぞれおおまかに位置を定め、その位置に来るように形を 描き出してゆきます。 耳や眼、角などの細部も、この時点ですべて鉛筆の線で形どってしまいます。 あとあと色塗りをすることも考えて、鉛筆は薄い色の2Hを使用しました。 形を出すことができたら、次は色塗りになります。 写真の猪は茶色の中でも白っぽいこげ茶に近い茶色をしていました。 色鉛筆で色を作ろうというときは、わたしの場合はいつも複数の色を塗り重ねて作るこ とになります。 影の部分のような暗い色、濃い色の場合にも、はじめから濃く色を塗ってしまうような ことはなく、はじめは薄い色から始まります。 この猪の色の場合は、色自体がそれほど濃い、または暗い色ではなく、どちらかという と全体的に薄い色になります。 そのような色の場合には、色を作るときに塗り重ねた色がそのまま見えてくることがあ ります。 色塗りでは、はじめに茶色い色鉛筆を使いました。この色でざっと全体に色をつけます。 猪には陰影により、さまざまな色の変化があります。 これをそのまま茶色だけで表そうとすると、色味が単調になってしまいますので、始め に塗った茶色をさらに暗くしたかったり、濃くしたい場合には、その茶色とは違う色味 の色をこの上に塗り、それぞれの色を消さないよう、お互いを強調させるような感じの 色塗りをします。 茶色というのはもともとが何かの色が混ざってできた色だと思います。混ざってできて いるということを前提にすると、茶色を分解することで、さまざまな色が表れてきます。 オレンジ、緑、ピンク、黄色、水色などなど・・・ 分解することで表れてきた色それぞれを、茶色の中でももっともその色が見える(と感 じる)部分に塗ってゆきます。 塗り重ねると色が濃くなり、元の茶色にも変化が出てきます。 細部をさらに描き込みたいときには、芯のとがった鉛筆を使います。 色鉛筆での塗り重ね、鉛筆での描き込み、これらを交互に繰り返し、この猪の絵は仕上 がりました。 画像はこちらのページに掲載しています。 → http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/catalog/inoshishi-03040906.html どうぞのぞいてみてくださいませ。 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* ここまでお読みくださいましてどうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、鉛筆画または色鉛筆画の制作工程をお届けいたします。 -------------------------------------- □EARTH *鉛筆画の販売・オーダメイド制作を承っています。鉛筆画の描き方・ 制作工程も掲載中です。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/ pencilart@excite.co.jp □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2006 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 EARTHホームページおよびまぐまぐ!より登録・解除することができます。 ![]() □Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~■ このたびはご購読いただきましてどうもありがとうございます。 はじめにEARTHホームページからのお知らせになります。 □イラストレーションタイプと絵画タイプの画風の違いを統一し、 鉛筆画に新しく風景画のメニューが加わりました。 CATALOGページにも順に掲載しております。 → http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/catalog.html *ホームページも見やすさと使いやすいデザインに一新しました。 ◎鉛筆画プレゼントもひきつづき実施しております。 プレゼント応募詳細→ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/ 詳しくは、上記のEARTHトップページまたはメールマガジン巻末をご覧くださいませ。 みなさまのご応募お待ちしております! □今回のメールマガジンでご紹介する鉛筆画はこちらになります。 → http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/catalog/amaminoumi-DE0517.html 只今EARTHのカタログ&サンプルページに掲載中です。 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* vol.7 「奄美大島の海」 モチーフは奄美の海の風景写真になります。雲に隠れた太陽から 後光が差している風景で、水平線が写真を上下に区切っています。 時間は昼下がりという感じでしょうか。 使用した紙はケント紙の葉書サイズ(14.8cm×10cm)、 画材は鉛筆(2H、3H、7H、H、HB)を使用しています。 絵の部分の大きさは、約6.5cm×9cmになります。 ~*~*~*~ 2Hの鉛筆を使い、形をとるところからはじめます。 水平線からはじまり、波の形や並みの陰の形、 雲の形などを鉛筆ですべて形どります。 細かくすべてを描き出すようにというよりも、 あとで色を塗るときの手がかりになるように、 おおまかに形をとりました。 ~*~*~*~ すべて形をとったあとは、色塗りをはじめます。 色塗りもこのまま2Hの鉛筆でまずは塗り始めました。 水平線際にある山並みから塗り始め、海の色へと まずは暗い色をおいてゆきます。 遠くの山並みはフラットに色むらを作らないように塗りました。 波は写真なので動いてはいませんが、 それでもぼこぼとことした水の角がたくさん見ることができます。 色塗りも、線を幾重のも重ねゆき、塗りむらを作ったり、 線の重なりで濃い部分を作ったりとしながら、 模様のような色合いを出して、 山並みのフラットな部分との差をつくります。 波の色や形をひとつひとつ描こうとしなくても、 その周囲のものとの差を作ることによって、そのものらしさを 表すことができたりします。 ~*~*~*~ 暗い色の部分を塗り終えたら、次は空の色塗りにすすみます。 空は山並みや海よりも色が明るいため、 2Hではなく3Hの鉛筆を使いました。 鉛筆の色の明暗により、雲の色を出してゆきます。 ちょうど太陽が雲に隠れたところのようなので、 そこから後光のように光線が延びています。 これにより、できる明るい色はあとで練り消しゴムで出すことにし、 まずは雲だけの色塗りをすすめます。 雲も立体でその上とても奥行きがあるものなので、 陰の色や明るい色の変化やそのつながりを丁寧に塗りながら、 色塗りをしました。 雲の色がおおかたできたところで、練り消しゴムで 光線の部分の色をとってゆきます。 ただとるだけではそこは明るくなりすぎてしまうので、 消しゴムを使った後は、その上に鉛筆の色を重ねます。 この塗り重ねには薄い色を使うことが多く、 この絵では7Hの鉛筆をよく用いました。 こうして薄い色を塗り重ねることで、 色のグラデーションを滑らかにすることもできます。 絵の中でも特に暗い色にはHの鉛筆も使いました。 波の形は一方向ではなく、あるところではなだらかに左右に伸びていたり、 またあるところでは巻き込むような形をしていることもあるので、 その動きの変化に合わせて、 固めの鉛筆で線を重ね、 並みの動きにそった色塗りをしています。 このようなところに注意をしながら色塗りをすすめ、鉛筆画は完成しました。 画像はこちらのページにUPしています。 → http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/catalog/amaminoumi-DE0517.html どうぞご覧くださいませ。 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* 鉛筆画のプレゼントのお知らせ! EARTHでは、お送りいただいた画像を元にした鉛筆画制作を承っております。 → http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/ このHPの鉛筆画のサンプルも掲載しているCATALOGページに「あなたの顔(画像) とこの画像をモチーフにして描かれた鉛筆画を掲載してもよいよという方」を 募集しております。 画像&鉛筆画を載せてもよいという方は、ぜひご応募くださいませ。 ご当選者の方には、お送りいただいた画像を元に鉛筆画を制作しお届けいたします。 *鉛筆画のカラーは、「モノクローム」または「カラー」それぞれお好きな色をお選びいただけます。 *掲載する画像のサイズは200×200ピクセル以内となります。 ◎鉛筆画プレゼント応募方法 下記のメールアドレスまで、お名前(ハンドルネーム)と返信用のアドレスを 記載してお送りください。メール受信後、応募受付確認メールを差し上げます。 → pencilart@excite.co.jp *鉛筆画の画風はこちらをご参考ください。 CATALOG(サンプル)ページ→ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/catalog.html 抽選の上、当選者の方にはメールでご連絡し、 お送りいただいた画像を元に鉛筆画を制作しお届けいたします。 みなさまのご応募、お待ちしております! ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、鉛筆画の描き方、制作工程をご紹介してまいります。 -------------------------------------- □EARTH *鉛筆画の販売&オーダメイド制作を承っております。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/ pencilart@excite.co.jp □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2006 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 EARTHホームページおよびまぐまぐ!より登録・解除することができます。 ![]() □Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~■ このたびはご購読いただきましてどうもありがとうございます。 今号から色鉛筆を使った鉛筆画の描き方のご紹介もしてまいります。 鉛筆画プレゼントもひきつづき実施しております。 プレゼント応募詳細→ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/ 詳しくは、上記のEARTHトップページまたはメールマガジン巻末をご覧くださいませ。 みなさまのご応募お待ちしております! 今回のメールマガジンでご紹介する鉛筆画はこちらになります。 → http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/catalog/guanaco-061124.html 只今EARTHのカタログ&サンプルページに掲載中です。 モチーフはグアナコという動物の写真になります。 使用した画材は鉛筆と色鉛筆。色は茶色・黒・きいろ・ピンク色・灰色など 約10色になります。 紙はアルデバラン水彩紙はがきサイズ(14.8cm×10cm)、 絵の部分の大きさは、約7cm×5cmになります。 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* vol.6 「グアナコ」 2006.11.25 はじめに2Hの鉛筆を使い、グアナコ全体の形をとります。 頭部や首、胴体や尾、足などもひとまとめにして グアナコ全体をかたちとしてみて、線で形をとります。 色鉛筆で色を塗ると、消しゴムを使っても修正をしにくいので、 あとあと直さなくてもよいように、 この鉛筆で形は完成させてしまいます。 そのあと、鉛筆のみでしたら、色合いを鉛筆のグレーに置き換えて 色を塗ってゆきますが、今回は色鉛筆でしたので、 写真を見て、見える色をそのまま塗ってゆきます。 グアナコの毛は茶色いところと白いところからなっています。 茶色の部分は、まず茶色をやわらかく塗ります。 やわらかいタッチなので、色はかっちりとはついていません。 茶色の下に薄く見える白い紙に色を塗るつもりで、 今度はピンクの色を塗り重ねました。 こうして色むらがなくなると同時に、茶色の色にも幅がでます。 白い毛と茶色い毛がつながるところでは、 その境目に黄色を塗り、ふたつの色をつなげるようにしました。 次は顔です。ここは、鉛筆で描いた顔の形はそのままに、 グレーの鉛筆で(グアナコの顔の色は、グレーでした)顔の毛の部分に 色を塗ってゆきました。 目の部分は、絵の中でもアクセントになるところなので、 黒い色でやや絵全体をしめるように、色をおきます。 (色鉛筆の黒は、鉛筆の濃いグレーよりも、さらに黒い色をしています。) 足元の部分。ここは毛ではあまり覆われておらず、 グアナコ全体でももっとも骨ばっている部分です。こういう場合は、 タッチを毛の部分とわずかでもかえることで、絵の中でこの質感の違いを だすことができるように感じています。 やわらかい色は控えめに、部分部分に薄くても強めに色をおき、 ここも黒い色鉛筆で、アクセントとなるように、色わずかですがおきました。 最後にグレーの色を使い、白い毛の影の部分など、 立体感がでるように色をおきました。 こうして、グアナコの色鉛筆がは完成しました。 画像はこちらに掲載しております。 → http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/catalog/guanaco-061124.html EARTHのHPでは鉛筆画を、鉛筆のみを使った「モノクロームバージョン」、 色鉛筆も使った「カラーバージョン」、 画風も、「イラストレーションタイプ」と「絵画タイプ」と やや違えたものをそれぞれご紹介しております。 *グアナコの鉛筆画は、イラストレーションタイプのカラーバージョンとなります。 EARTHでは、このような色と画風がそれぞれ違う4タイプの鉛筆画の オーダメイドでの制作を承っております。 CATALOGページでは、販売もしております。 CATALOGページもだんだん作品数が充実してきました。 今後もこつこつUPしてまいります。 ぜひのぞいていただければと思います。 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* 鉛筆画のプレゼントのお知らせ! EARTHでは、お送りいただいた画像を元にした鉛筆画制作を承っております。 → http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/ このHPの鉛筆画のサンプルも掲載しているCATALOGページに「あなたの顔(画像) とこの画像をモチーフにして描かれた鉛筆画を掲載してもよいよという方」を 募集しております。 ▲鉛筆画プレゼント応募方法 下記のメールアドレスまで、お名前(ハンドルネーム)と返信用のアドレスを 記載してお送りください。メール受信後、応募受付確認メールを差し上げます。 → pencilart@excite.co.jp *鉛筆画の画風はこちらをご参考ください。 CATALOG(サンプル)ページ→ http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/catalog.html 抽選の上、当選者の方にはメールでご連絡し、 お送りいただいた画像を元に鉛筆画を制作・お届けいたします。 みなさまのご応募、お待ちしております! ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、鉛筆画の描き方、制作工程をご紹介してまいります。 -------------------------------------- □EARTH *鉛筆画の販売&オーダメイド制作を承っております。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/earth/ pencilart@excite.co.jp □メールマガジンバックナンバー http://pencilart.exblog.jp/ □メールマガジン文章・絵 Pencil Art -------------------------------------- Copyright (c) 2006 Pencil Art All Right Reserved. このメールマガジンはまぐまぐ!から発行しています。 EARTHホームページおよびまぐまぐ!より登録・解除することができます。 ![]() pencil/paper/postcard Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~ このたびはご購読いただきましてどうもありがとうございます。 ・・・このメールマガジンでは、人物の顔のパーツや、手、静物や植物、動物 など身近なものを題材にして描いた小さな部分部分の鉛筆画とその描いてゆく 過程をお届けしてまいりたいなと思っています。 前回の発行からだいぶ間が空いてしまいました。もうしわけございません・・ 今回から不定期発行でお届けしてまいります。ぜひ気長にお付き合いいただけ ればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 HPからのお知らせですがアドレスが変更になり、前回のメールマガジンまで でご案内していたPencil ArtのHPとシンプルデッサン画のHPがひとつにな り、URLも新しくなりました。 こちらになります。 → http://www7a.biglobe.ne.jp/~moire/pencilart/ この鉛筆画を掲載しているURLを文末に記載いたしました。 お読みになりましたら、こちらもどうぞご覧になってみてください。 * * * vol.5 白い鹿の肖像 2006.10.23 モデルの鹿は、ある昔の雑誌で見かけた奈良公園にいる白鹿です。 鉛筆は3H、HB、2B、4Bを使用しました。 今回からはがきサイズの紙に描いています。 絵の部分の大きさは6.5cm×6.5cmほどになります。 * * * はじめにHBの鉛筆で鹿の頭部の輪郭線を全て描きだしました。角の形や耳な ど全ての形を輪郭で出す作業です。目も描いてしまいました。こうして線によ って鹿を描いた後は、その中を色ぬりする作業になってゆきます。 鹿の角は薄いオリーブグリーンのような色。鹿は白鹿なので毛の色は真っ白な きれいな色をしています。この色の違いを、はじめに出してしまいます。引き 続きHBの鉛筆で角の部分だけにまずは色を塗りました。 次に顔や耳など鹿の白いところに色をつけてゆきます。もともとが白い色なの であまり濃い鉛筆は使わず、3Hの鉛筆だけでまずは濃淡をつけてゆきました。 ちなみに、鹿の後ろのほうから光が当たっています。まずは、陰になっている 部分から3Hで色を塗ってゆきました。 写真を見ながら、そこで見られる濃淡の違いを、紙にも描き出してゆきます。 まぶたや鹿の頭部の骨格なども、この濃淡をよく見ることで、観察することが できます。今まで鹿など描いたこともなかったのですが、こうして細い鉛筆の 芯の先を通して鹿を見てゆくことで、モチーフと自分との距離感が縮まるよう にも感じます。 鹿の耳の中、鼻先は薄いピンク色をしています。こんなところも、濃淡で色を つけてゆきました。 目や鼻の穴などは、角にも使ったHBの鉛筆でアクセントとなるように、黒め に色をつけます。 こうして、鹿の白い部分の色ぬりをした後、この白い色との差がでるように、 HBの鉛筆で角の色ぬりをしてゆきました。色ぬりの仕方は、顔と同じで、う しろからきている光によってできる陰の色をやや濃い目に塗りながら、角全体 の色ぬりをすすめてゆきました。 この絵では、鹿の色が白いというのもあり、実際のモチーフの写真でも鹿のバ ックが暗い色をしているというところから、絵でもバックを暗くしてみました。 使用した鉛筆は2Bと4Bです。この2本の鉛筆に明確な使い分けは特にして いなく、暗い色ぬりのために2本を併用しました。 塗り方はあまり均一には塗らず、むらがあるように塗りました。こうすること で、鹿の奥の背景としての自然な色合いがでるように感じます。また、鹿の輪 郭の境目を際立たせたり、鹿の陰の色とつながるような色で塗るなど、この境 目の部分も差をつけることで、その空間にいる鹿の存在感といったものが浮き 上がるように思います。 鹿の頭部の周りを暗く色ぬりした後は、紙の白になじむように、暗い色の周囲 を擦筆を使ってぼかしました。 バックを何も塗らないよりも、こうして暗い色をつけることで、より鹿の白い 色が引き立つようになります。 こうして絵はほぼ完成いたしました。 画像はこちらのページにアップしております。 → http://pencilart.exblog.jp/4784977/ どうぞご覧になってみてくださいませ。 ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次回もこのような感じで、モチーフはランダムに毎回違えて写真をモチーフに して描く鉛筆デッサンをお届けしてまいります。 ![]() 『Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~』 ご購読いただきましてどうもありがとうございます。 ・・・このメールマガジンでは、人物の顔のパーツや、手、静物や植物、 動物など身近なものを題材にして描いた小さな部分部分の鉛筆画と その描いてゆく過程をお届けしてまいりたいなと思っています。 鉛筆画の画像を掲載しているURLを文末に記載いたしました。 お読みになりましたら、こちらもどうぞご覧になってみてください。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ vol.4 2006.07.24 「銀のカトラリー」 雑誌に掲載されていた写真をモチーフにしました。 銀製のスプーンになります。 目、耳、手と人物関連のがつづいたので、 すこしモチーフを変えて、 金属をモチーフにしました。 使用した鉛筆はHB、2B、2H、5Hです。 HBと2Bはスプーンの描写に。 2Hと5Hはスプーンの周りの背景の色塗りに使用しました。 (消しゴムは使用しませんでした。) 支持体はケント紙。 紙のの大きさは、4cm×9cmになります。。 鉛筆で絵を描くときはいつも輪郭を先にとってしまい、 その中を鉛筆で色を塗るというパターンで絵を描き進めています。 この絵でもはじめに、 HBの鉛筆でスプーン全体の輪郭をとりました。 細かい細工のところなども、 この時点で形を出してしまいます。 こうすることで、 あとは色塗りだけを進めてゆくだけで、 絵ができあがってしまいます。 形出した後は、 その中を色ぬりです。 はじめに、HBの鉛筆で色ぬりを。 次に2Bの鉛筆で色ぬりをしました。 はじめのHBの鉛筆では、 スプーンの丸い部分に見られる色の変化を全部塗ってしまいました。 筆圧を変えて、グレーのトーンを変えながら、 色を塗ってゆきます。 次に、HBの鉛筆では塗りきれない、 黒に近い濃いグレーを 2Bの鉛筆でアクセントとなるように、 色を付けてゆきました。 HBの鉛筆で出した色と違いが出るように、 かなり強めの筆圧で色を塗りました。 スプーンの柄の部分は、 白く光るハイライトの部分と、 金属に写りこんだ影の黒い色が はっきりしていましたので、 HBの鉛筆は使わずに、 筆圧が強めの2Bの鉛筆で 濃いグレーの色を塗りました。 白い色は、鉛筆の色がつかないよう、 紙の白い色を残します。 こうすることで、金属らしい、 メリハリのある色になってゆきます。 もち手の一番端の細工の部分も、 柄の部分と同じ要領で、 白い部分は紙の色をのこし、 2Bの黒に近い濃いグレーで、 細工の部分に見られる影の色を出しました。 ここの部分は、柄よりも、 白と黒の色がはっきりしていなかったので、 HBの鉛筆を使い、 白と黒の色をつなげるように、 その間に色をつけました。 最後に背景を塗ります。 スプーンに見られるハイライトの白が引き立つように、 スプーンの周りに2Hの鉛筆で薄くグレーの色をつけてゆきます。 スプーンが置かれることで台の上に落ちる影も、 このとき忘れずに描きだしてゆきます。 この影というのは、描くのと描かないのではだいぶ絵の雰囲気が変わってきます。 描かれたもの(この絵ではスプーンです)が、 どんなところに、どのような状態で置かれているのかというのが 影を描くことで明確になってきます。 2Hで背景に薄いグレーをつけた後、 今度は、この2Hでつけた薄いグレーと その周りの紙の白い色がなじむように、 5Hの鉛筆でさらに薄いグレーで色を塗りました。 こうして、輪郭を出す、スプーンの色を塗る、背景の色を塗る という順で、このスプーンの絵は完成いたしました。 画像はこちらのページに掲載しています。 ⇒ http://pencilart.exblog.jp/4785134 どうぞご覧になってみてくださいませ。 ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次号もこのような感じで、部分部分の鉛筆画とその制作プロセスを、 画像と文とともにお送りしてまいります。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ ![]() pencil/paper/8.5cm×9cm ![]() 形をだす ![]() 色をぬる 『Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~』 ご購読いただきましてどうもありがとうございます。 ・・・このメールマガジンでは、鉛筆で描いた小さな部分部分の絵と その描いてゆく過程のはじめから終わりまでをご紹介してまいります。 今回も人物をモチーフに鉛筆画を描きました。 第3号では鉛筆を持っている「手」と、その描きかたプロセスをお届けいたします。 このような感じで、人物や顔、静物や植物などの部分部分や細部など、 身近なものを題材にして、毎号お届けしてまいりたいなと思っています。 この鉛筆画を掲載しているURLを文末に記載いたしました。 お読みになりましたら、こちらもどうぞご覧になってみてください。 vol.3 2006.07.10 「鉛筆を持つ手」 モチーフの手と鉛筆は、ある雑誌のカタログに掲載されていたものです。 垂直なカベに手を当てて、絵を描いている様子になります。 手は、今までも何度も描いたことがあるのですが、 手というのは、人の身体の中でも、 かなり細かく複雑に動くことが出来るところでもありますし、 構造もかなり入り組んでいるよう感じます。 持つものによっても手の形は変わってきますし、 それをどんな風に使うかでも、やっぱり形が変わってきます。 手というだけで、何かを物語っているようでもありますし、 目や口といったパーツはありませんが、その人のもう一つの顔の様でもあります。 肖像画など人物を主役とした絵では、顔とこの手さえちゃんと描けていれば 絵になるというはなしを聞いたことがあります。 そのくらい手というのは 人物の中でも主要な役割をするもののようですね。 手を描くだけでも、たくさんの発見をすることができるようです。 描画に使用した鉛筆は2B、B、Fの3本になります。 (練り消しゴムも使用しました。) 紙のサイズは、約8.5cm×9cmになります。 一番はじめに、2Bの鉛筆で輪郭をとりました。 親指と鉛筆、薬指が重なっている辺りから形を取り始めます。 この辺りは、手と持っているものとが重なっている部分のため、 手のほかの部分よりも複雑に見えるところですし、 この手の中では、一番ポイントになる中心部分でもあるので、 自然とここから描き始めたように思います。 親指、薬指からはじまり、その他の人差し指、中指、小指を描き、 親指から手首へとつづく線を描き出し、 手のおおまかな形をだした後に、鉛筆を描きました。 鉛筆は、直線なので、手に持たせたときに、 変な風に曲がったりしないように描き出します。 曲がってしまうと、鉛筆に見えにくくなってしまうので、 そのあたりは少し気を使い、親指を間にはさんでも ちゃんとまっすぐにつながっているように描き出します。 これで、形を出すのはおわりです。 このまま2Bの鉛筆で色をつけてゆきました。 色塗りも、形を出すときと同じように、 親指、鉛筆、薬指の重なりの部分から色を付けてゆきました。 この部分が、もっとも暗いところに感じたので、 ここから暗い色が全体に広がってゆくように 2Bの鉛筆で色ぬりをすすめます。 親指、鉛筆、薬指の重なりの部分からはじまり、 手がカベに接していることでできている影の色へと色を塗り進め、 次第に指のひとつひとつの形、丸みを出してゆくように 陰の部分に色をつけてゆきます。 指や手の形によってできる色の変化に色を置くだけでなく、 鉛筆や指の影が落ちているところも暗く色を付けてゆきます。 どこに暗い色をおくかで、絵の中の手の見え方が 大きく変わってくることがあります。 たとえば、手が鉛筆を握っていることで起きる、 親指から手首へ続く形のながれというのがあります。 この形の流れは、筋肉のつながりで見えるながれでもありますし、 骨から骨へとつづくすこしうねるような形の流れにも見えます。 見えている親指以外の3本の指(人差し指、中指、薬指)は みんな鉛筆を支えるという共通の働きをしていますが、 同じ働きをしていても、その形は微妙に違っています。 そんな微妙な形の違いによる色の変化を目で追いながら、 手の中に見られる手や指の動きを強調するように、 暗い色でそのポイントとなるところに、色をおいてゆくことで、 手の形というものが見えてくるだけでなく、 人間の顔の表情のように、手にも表情が表れてゆきます。 (絵の中の手が持っている)鉛筆の色も忘れてはいけません。 鉛筆の色は、手の色よりもかなり黒に近い色でした。 使う鉛筆は同じ2Bですが、筆圧を強めにし、 (絵の中の手が持っている)鉛筆全体を 手よりも暗めの色に塗ってゆきます。 この鉛筆は6角形の角ばった鉛筆でした。 それぞれの鉛筆の面の向いた方向によって光のあたり具合が変わっています。 上向きの面はやや明るい色、 下向きの面はもっと暗い色と差をつけながら、 色を塗り、形をだしながら 鉛筆の色ぬりをすすめました。 2Bの鉛筆で暗いところを中心に色をつけたあと、 今度はBの鉛筆で色を塗ってゆきました。 この鉛筆では、2Bの鉛筆で塗り残してあった 手の中でも明るい部分の色ぬりから始め、 手全体の色塗りもこの鉛筆で塗り進めてゆきます。 ここでも見方は同様で、手の中のながれ、動きを意識しながら、 そのながれに合わせて色を付けてゆきます。 このながれは一方向だけではなく、いくつもあり、 それらが重りあって、一つの手のながれを構成しているようですので、 親指から手首のながれ以外にも、 親指から手のひらの内側へ向かうながれや、 手首の反対側のへ向かうながれ、 薬指から親指の腹、 そこからまた手首へ続くながれなど、 いくつものながれごとに見ながら、 色を塗り重ねてゆきます。 Bの濃さの鉛筆での色ぬりにより、手はほぼおわりに近づいてゆきました。 ここで、練り消しゴムを使って、明るくしたいところの色をとります。 そしてこの上をFの鉛筆で再び塗り重ね、 薄いグレーの色もつくって、色幅を広げました。 さいごに、 手がカベに接することで落ちている影のふちに グラデーションをつけるように色をおき、 影の色を白い画用紙の色になじませました。 こうして、鉛筆を持つ手の絵はほぼ完成いたしました。 画像はこちらのページに掲載しております。 ⇒ http://pencilart.exblog.jp/4785128 どうぞご覧になってみてくださいませ。 ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次号もこのような感じで、部分部分の鉛筆画とその制作プロセスを、 画像と文とともにお送りしてまいります。 ![]() 『Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~』 こんばんは、ご購読いただきましてどうもありがとうございます。 このメールマガジンでは、鉛筆で描いた小さな部分部分の絵と その描いてゆく過程のはじめから終わりまでをご紹介してまいります。 第1号の人物の目につづき第2号では、 人物の「耳」と、その描きかたプロセスをお届けいたします。 このような感じで、顔の部分部分や細部、また人物以外にも、静物や植物など、 身近なものを題材にして、毎号お届けしてまいりたいなと思っています。 この文章の元になっている鉛筆画を掲載しているURLを 文末に記載いたしました。 お読みになりましたら、こちらもどうぞご覧になってみてください。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ vol.2 2006.06.26 「みみ」 耳の形は人それぞれかなり違います。 形も複雑でかなり入り組んでいます。 生まれる前の胎児の形と同じとも聞いたことがあります。 また、ツボも密集しており、複雑なのは見た目だけではなさそうです。 はじめて耳というものだけを取り上げて描きましたが・・・ 絵を描いてみることで、いろいろわかることもありますね。 描画に使用した鉛筆は4B、HB、2Hの3本になります。 (消しゴムも使用しました。) 紙のサイズは、約5cm×7cmになります。 この絵でもまずはじめにHBの鉛筆で輪郭を取りました。 耳全体の輪郭を取り、中の凹凸などもまずは線で形をとってしまいます。 この輪郭を取る流れで、そのままHBの鉛筆で黒いところを色塗りしてゆきました。 黒いところ=暗く見えるところ、ですね。 この絵では、耳にある3箇所の影の部分と、耳の周りの髪の毛の部分です。 冒頭で書き忘れてしまいましたが、この絵のモチーフは、 だいぶ昔の雑誌に出ていたモデルさん(外国人の女性)のみみです。 次にHBの鉛筆でどんどん色を塗ってゆきます。 ここでいう色とは、鉛筆のモノトーンの色のことです。 カラーではないので、陰影をつけるとか、 明暗を描きこむという言い方のが良いのかもしれませんが、 わたしはいつも色といってしまいます。 耳の細かい凹凸により耳の色はかなり小刻みに変化をしています。 HBの鉛筆だけの色ぬりでは、その差はすこし出しにくいかもしれません。 小刻みな色の変化とは、 濃いグレーのすぐ隣に明る色があり、 その濃いグレーから明るい色までの距離がとても短い、 という感じのことになります。 HBの鉛筆だけで塗ってゆくと、 この短い距離の部分の色がつぶれていってしまっていました。 そのため、もっと色の薄い(硬い) 2Hに鉛筆を変えて色塗りを進めてゆきました。 この薄さだと、筆圧の強弱でこの微妙な色の差をだすことができます。 濃いグレーのところはあとからその重ねて塗ればよいので、 色が濃くならなくても気にせず塗って行きます。 2Hの鉛筆で耳全体の色を塗ったところで、次に、 4Bの鉛筆で、もっとも暗いところをアクセントをつけるように塗ってゆきます。 この場合は、色を塗るというよりも色をおくというほうが近いかもしれません。 耳の3箇所の影と、耳の周囲に暗い色をつけました。 そして、次にHBの鉛筆に持ち替えて、 2Hの鉛筆では出せなかったやや濃いグレーのところを色塗りしてゆきます。 耳の細かい凹凸ひとつひとつを鉛筆の芯が歩いてゆくように、 山をのぼったりくだったりする感じでたどってゆき、 その陰になる部分に濃いグレーをつけてゆきます。 平らに見えるこころもやはりよく見てみると、くぼんでいたり、 耳のふちとつながっていたりと形が入り組んでいるので、 そこに見える影の部分もHBの鉛筆で色をつけてゆきました。 耳の凹凸の山の部分の明るいところは、 練り消しゴムですこし色をとり、 その上を2Hの鉛筆で色をかぶせるように塗ってゆきます。 色をとることで、その部分が明るく引き立つようになり、 色をかぶせることで、他のグレーの色に自然になじませます。 最後に耳と背景(髪)の色の差を出すために、 背景の部分を暗めにしました。 こうして、耳の鉛筆画はほぼ完成しました。 画像はこちらのページに記載しております。 ⇒ http://pencilart.exblog.jp/4785109 どうぞご覧になってみてくださいませ。 ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次号もこのような感じで、部分部分の鉛筆画とその制作プロセスを 画像と文とともにお送りしてまいります。 ![]() 『Pencil Art ~写真をモチーフにして描く鉛筆画~』 ・・・このメールマガジンでは、鉛筆で描いた小さな部分部分の絵と その描いてゆく過程のはじめから終わりまでをご紹介してまいります。 第1号では、人物の目と、その描きかたプロセスをお届けいたします。 このような感じで、顔の部分部分や細部、また人物以外にも、静物や植物など、 身近なものを題材にして、毎号お届けしてまいりたいなと思っております。 (発行は1・2週間に1回からを予定しております。) この鉛筆画を掲載しているURLを文末に記載いたしました。 お読みになりましたら、こちらもどうぞご覧になってみてください。 vol.1 2006.06.12 「目のかきかた」 雑誌に掲載されている広告をモチーフにして描いた鉛筆画、 ”目”の描きかた(描くプロセス)解説です。 描画に使用した鉛筆は4B、HB、3Hの3本になります。 (消しゴムは使用しませんでした。) この絵でもまずはじめに、輪郭をとりました。 4Bの鉛筆で、大まかに、白目の上のふち、 二重まぶたのラインの形を線でとります。 この鉛筆では鉛筆の色が濃すぎる感じもしたので、 HBの鉛筆に持ち替え、再度、色を塗りながらカタチを出してゆきました。 この絵では、白目の中央部分と黒目(やや薄い青い目でした)の中にある、 光の反射したところが最も白い部分でした。 それ以外の箇所は、どんなに明るく見えるところでも、 全体的にグレーがかかった色になります。 瞳の中の色は、透明感のある色です。 もともと瞳の部分というのは透明感を感じる色ですが、 モチーフの人物の瞳の色はやや青みがかった色でしたので、 より透きとおった色に感じられました。 この透明感のある色、というのは、わたしの場合は、 滑らかなグラデーションと、 あまり粗くない色塗りであらわすことがよくあります。 HBの鉛筆を使って、丁寧に色を塗ります。 このグラデーションですが、透明感のある色の場合、 暗い色のほうをやや強めに塗り、 (この絵では瞳のふちやや内側と、白い反射光のまわりあたりになります) ここから流れ出るように、色をグラデーションを意識しながら塗って行きます。 色塗りに使用している鉛筆はHBの鉛筆です。 グラデーションは、色をぬる、手の力の強弱でだすことができます。 黒いところは力を強めに、そこからだんだん力を弱めながら色を塗ることで、 グラデーションのある色がでてきます。 瞳の中の瞳孔の黒い色の部分というのは、もともと黒い色の部分ですので、 HBの色で黒くしたあと、4Bの鉛筆で更に黒くしました。 また反射光のように光っている部分の周囲、 というのはなぜか暗く見えることが多いです。 この部分にはやや意識して暗めの色を塗ることで、 白く光っている部分と色の差が明確になり、 白く光っている部分がより、白く感じられるようになります。 白目の周囲の部分、目の周りの肌の部分の色塗りは、 瞳の色塗りの滑らかさに対して、やや粗くします。 やはり目と肌とでは、どんなに滑らかに見える肌でも目の方が繊細だからです。 (肌は手でも触れますが、目は触れないというのもありますね) 皮膚というのをよく見てみると、とても滑らかに見える皮膚でも、 とても細かい網目状をしているように感じられます。 この細かい網目状によって色ができている、という感じで、 色塗りも、HBの細い芯の先を使いながら、 薄いグレーの線を重ねるように色を重ねてゆきました。 目の右側の部分は、影の部分でもあるので、だんだんと濃く。 目の下の部分は、光もあたっており、皮膚の微妙なしわも見えてきています。 そのため、細かい色塗りではありますが、 それでも他の部分よりはやや線をのこしながら、色塗りをしました。 まつげ、下まつげやも忘れずに描きます。筆圧を強めに、HBの鉛筆で、 ちょんちょんちょんちょんとあまりじっくり描きうつす感じではなく、 まつげっぽい形になるように描きだしました。 また、白目の球体感というのも忘れてはいけません。 球体の眼球が、おさまっている感じで、 白目の両端を、中央部分よりややグレーにします。 ここもグラデーションです。 微妙なグレーの色の変化を、端を濃い目に、 中央に行くほど薄くなってゆくように、色塗りします。 目の内側は、まぶたの皮膚の内側がすこし見え、 そこの部分は、他の肌の部分とはまた違った質感になっています。 色も異なり、やや赤めです。 使っている鉛筆は同じHBですが、ここもやや筆圧を強めに塗り、 肌の部分との差、目と部分との差もつけました。 ややはっきりと色を塗るところです。 3Hの鉛筆で、更に目の部分と肌の部分との色分けをしました。 見えるか見えないかの薄いグレーでしたが、 目以外の肌の部分に色を塗りました。 こうして、鉛筆画はほぼ完成しました。 画像はこちらのページに掲載しております。 ⇒ http://pencilart.exblog.jp/4785089/ どうぞご覧になってみてくださいませ。 ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございます。 次号もこのような感じで、部分部分の鉛筆画とその制作プロセスを、 画像と文とともにお送りしてまいります。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
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